片恋いの月FD出ます!

►2008/08/02 11:49 

杏奈「Heijsa!全国の大きな良い子のみなさ〜ん! お待たせしました〜」

杏子「待たせたわね!」

杏奈「片恋いの月えくすとら、2008年9月26日に発売決定ですよ〜〜」

杏子「いい? 主役はあくまであたしですからね。スク水に惑わされて吉野とか吉野とか吉野に目移りしてるんじゃないわよ!」

杏奈「お、お姉ちゃん、だめだよお客様に脅しかけちゃっ」

杏子「いいわね、晴彦!」

杏子「ちゃんと、こっち向いてくれなきゃ……ヤだよ?」

……ってなわけで「片恋いの月えくすとら」発売決定です。
長らくお待たせしました。
もう一年近く前の作品だと言うのにしっくり馴染んでるあたりがおそろそしい。特に杏子姐さん。

今回は私、鈴季さんと浅間、吉野、よね、サブキャラ4人のお話を書かせていただいております。
コメディ色は強めながらも読み返すとしっかりボーイミーツガールしてると言うか。
身悶えするよなもどかしさと、甘酸っぱさにあふれていると申しますか。

とくに鈴季さん編は名もなきサブキャラだったはずの彼女を愛してくださった方々への恩返しと、羽根を引っこ抜いて細々織り上げた一品でございます。
あれに絵と声が入ったらさぞかしジタバタものだろうなあ。

発売が楽しみです。

あ、恭治くんはあいかわらず恭治くんなので安心してください。

すたじお緑茶Comment(4)Trackback(0) | Top ▲

STEAL!情報二つまとめて

►2008/07/01 14:33 

 SprayさんのBLゲーム「STEAL!」(18歳以上)、さる6月20日に公式サイトがオープンしました。
 かなり今さら感がありますが(汗)10日遅れでご報告を。

 それから昨日発売された電撃 Girl's StyleBLバージョン 2008年 8/13号にSprayさんの特集記事が掲載されまして……。

電撃 Girl's Style (ガールズスタイル) BLバージョン 2008年 8/13号 [雑誌]電撃 Girl's Style (ガールズスタイル) BLバージョン 2008年 8/13号 [雑誌]
(2008/06/30)
不明

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 僭越ながら私、シナリオライターの一人としてSTEAL!のコーナーでインタビューにお答えさせていただいてます。


「あーあ、こんなことまで言っちゃってまあ」
「こーゆーこと考えてたんだ」

 等、なまあたたかい目で見守っていただければ幸いです。

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野田昌宏さんを偲んで

►2008/06/11 17:25 

 すでにプライベートな日記にも書いたことなので一部重複してしまいますが…

 「銀河乞食団」の作者であり、「キャプテン・フューチャー」「ジェイムスン教授シリーズ」の翻訳者、SFファンの間では宇宙大元帥の尊称で親しまれる野田昌宏さんが6/6に亡くなられました。

訃報:野田昌宏さん74歳 「スターウォーズ」を翻訳、「ポンキッキ」な人気番組制作も(毎日.jpより)

 物書きとしての「時野つばき」はこの方の著作なくしては存在しませんでした。ものがものだけにワープだのプロトンビームだのと馴染みのない用語が飛び交う会話を、かくも日常的に親しみのある軽快な口語に翻訳し、読んですっと状況が頭に入って来る。
 情景が想像できる。
 長らく映像の作成に関わってきた方ならではの文体は、未だにお手本です。
 また、著作の「スペースオペラの書き方」は『ここまでやっちゃっていいんだ』的なある種大胆な創作の手法のオンパレードで。

スペース・オペラの書き方―宇宙SF冒険大活劇への試み (ハヤカワ文庫JA)スペース・オペラの書き方―宇宙SF冒険大活劇への試み (ハヤカワ文庫JA)
(1994/10)
野田 昌宏

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 ここまでぶっちゃけた事書いちゃっていいのかしら、ああ身もふたもないと思いつつ確かにその通りだよな、とうなずくことしきり。

 キャラクター造形とストーリーの練り方の手法はあくまで野田さん流のやり方であり、必ずこれを真似たからっていいものが書けるとは限らないのだけれど。「薮の中」や「桃太郎」を素材に換骨奪胎して話1本組み上げるプロセスはとてもとても参考になりました。

 気取ってないんです。全然。構えてないんです。
 だから読んでて「そうか、この手があったか」「でも私ならこうする……かな?」ってな具合に自分の中に芽が育つ。
 「こうしなきゃダメなんだ」「あ……やっぱ私には無理」ってね。頭を押さえて地べたにぐりぐりこすりつけられるような感じが一切ない。
 それに何より第一に、読んでいて楽しいのです。

 ハウツー本としての評価はAmazonのレビューでは今一つ低いようですが(この手の参考書はまず個人的に好みが合うかどうかが第一ですから)行き詰った時は私、この一冊に何度助けられたかわかりません。

  6月27日発売の「風前の灯火! 冥王星ドーム都市」。発行を待ち望んでいた野田大元帥の手によるキャプテン・フューチャーのオリジナル長編が遺作になってしまったのがかえすがえすも残念でなりません。
 
 限りない感謝と憧憬、尊敬、惜別。
 万感の想いをこめて、星の海の何処かを旅する閣下の魂に、敬礼。


 

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そろそろSTEAL!のお話とかもちょこちょこと…

►2008/05/13 14:13 

 うかうかしてたらまたスポンサーリンク表示されてしまいましたよ(汗)

 はい、一ヶ月ぶりの更新です、時野です。
 公にできる情報が少なくてあまりここで書くネタがなくて。

 今回はSprayさんから発売予定の「STEAL」(ボーイズラブ、十八禁)のお話などちょこちょこと。

 B's-LOG (ビーズログ) 2008年 07月号 に「STEAL!」の記事が掲載されます。キャラ新着情報あり。
 また、原画担当の赤名芽衣子さんの描き下ろしコラムの掲載スタートするそうです。

 絵のクォリティが非常に高くて「こんなんに私の文章添えてしまっていいんですかー」っと恐縮しながら書いております。
 つい立ち絵をちょこまかとダイナミックに動かしたくなるのは緑茶システムに慣れすぎたせいか。

 オン、オフのタイミング、顔ウィンドウに縮小して画面内駆け回り、このタイミングで表情チェンジ。
 つい指定しそうになります。
 習慣ってこわいです。

テーマ : BLゲーム - ジャンル : ゲーム

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「玉繭」の響きを聴く

►2008/04/12 17:35 

 このFC2ブログ、一ヶ月更新しないと広告が真上に表示されてしまうのですが。

 基本的にこのブログ、お仕事のアナウンス用に使ってるんで仕事で発表できるものがないと投稿のネタがなくて…
 うっかり表示されちまいました、広告(笑)

 え…忙しく立ち働いております。

 最近のBGMはゲームのサントラ。中でもとりわけヘビーローテーションをかけているのが「玉繭物語」。



 公式サイトは→こちら
 Wikiペディアは→こちら

 元は98年発売のPSソフト。ベスト版が99年に発売されています。発売元は元気株式会社さん。
 ……ってもう9年前のゲームになっちゃうんですね。

 壱はやり込みました、それこそ鬼のように。
 世界観がね。民俗学好きにはたまらないのです。きちんと系統だてられていて、それでいて土のにおいを失わない、適度にざらっとした「言い伝え」。
 そんな感じの空気と、虫のさざ鳴く深い深い南国の森の、みっしりした密度。
 サントラを聞いてると四方八方から『むわっ』と木々の樹液のにおいが押し寄せてくる。

 ヒトこそが外来者なのだと思い知らされる。
 静かなのに騒がしい、言葉のない広い空間にぽつんと立っている感覚。

 登場人物のボイスがやたら豪華で声のドラマも聞き甲斐があった。
 特に大塚明夫さんの演じる「青の繭使いコリス」。ささやくようにしゃべってるのに、ぐいぐいと圧迫された。

 ゲームの後半で、それまで親しんできたNPCたちの心の裏側に直面させられるのですが。
 そこに来るまでにもう、どっぷりとそのキャラクターが主人公にとってどれほど深く関わる人物で。実際、ゲームのシステム上でも何度も助けられていて。
 その人が『なぜ』『そう考えるようになったのか』理解してしまっている。
 だから、いざ裏側を見せられた時、『ああやっぱりそうだったのか』とうなずいてしまう。

「それでも私のこと、好き?」

 ぽつりと問いかけられた言葉に、抱擁で答えたくなってしまう。うなずくだけは足りず、はいと答えるだけでも足りず。

 ………見事な心理誘導です。まんまと脚本にしてやられてしまいました。でも、ひっかかってむしろ本望って気がする。

 クリアしてからもあの森が懐かしく感じた。また歩いてみたいと思わずにはいられなかった。
 私にとっては、逃れがたい吸引力を持つゲームであり、仮想世界であり、今も多分それは変わらない。
 
 いつか、そんな話が書きたいと思った。

 ゲームをクリアした当時にレビューを書いてHP上に乗せておいたら、2の発売されるちょっと前にひょっくりと、ディレクター・脚本を勤められた田村学さんからお礼のメールをいただいてしまい、いたく感動しました。

 そんなもろもろの記憶をサントラを聞きながら思い出します。
 iPodの音響はほんとうによくできていて、森の中にぽつんと座っている気分を味わえます。

 あれから紆余曲折を経て私は今、ゲームのシナリオを書く人になったけれど。
 やっぱりまだ、このみっちりした「玉繭」の世界には遠く及びません。

 くやしいな。
 でも、大好き。

玉繭物語玉繭物語
(1998/12/23)
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